このページでは、主に学部時代に読んだ本を紹介しています。

教育とは何か 大田 尭 岩波新書 読みにくい本だった(未だに完読していない)。
豊かさの精神病理 大平 健 岩波新書 精神科医の大平先生の最初の本。とても読みやすく面白い。
戦争犯罪とは何か 藤田 久一 岩波新書 ちょうどコソボ紛争にNATOが介入し、空爆にさらされたユーゴについて考えたくて読んだ本。
やさしさの精神病理 大平 健 岩波新書 大平先生の第2段。前回に引き続き読みやすく、おもしろかった。
株主総会 奥村 宏 岩波新書 中大の教授。コーポレートガバナンスに代表される株式会社の問題を考えるために読んだ。
政治・行政の考え方 松下 圭一 岩波新書 政治・行政について書かれた本(そりゃそうだ)。内容は覚えてない。
過労自殺 川人 博 岩波新書 過労自殺した人の苦労話がいっぱい。
日本の教育を考える 宇沢 弘文  岩波新書 なんといっても宇沢弘文先生の本。内容は覚えてないなぁ。
日本の経済格差 橘木 俊詔 岩波新書 日本の中流崩壊問題を提起した本。
東京国税局査察部 立石 勝規 岩波新書 古本屋で買った本。マルサの本ですね。
経営革命の構造 米倉 誠一郎 岩波新書 最近売れっ子の一橋の先生。イノベーションの歴史。
中国 現代ことば事情 丹藤 佳紀 岩波新書 まあ、中国の最近のことばが紹介されている本です。
イノベーションと日本経済 後藤 晃 岩波新書 一橋の先生。イノベーションの必要性を説く。
純愛時代 大平 健 岩波新書 大平先生の第3段。いつも通りの患者さんの話。好きですね。
続 ハッブル望遠鏡が見た宇宙 野本 陽代 岩波新書 ハッブルの撮った写真付の本。宇宙ってほんとにすごいですね。
学力があぶない 大野 晋

上野 健爾

岩波新書 ご存知の学力崩壊論争の代表的な論者の東大の先生お二人の本。
日本経済図説 宮崎 勇

本庄 真

岩波新書 日本経済を統計図と共に解説いている本。
〈つきあい〉の心理学 国分 康孝 講談社現代新書 古本屋で買った本だということしか覚えていない。
自分らしく生きる 中野 孝次 講談社現代新書 これも古本屋で買った本だということしか覚えてない・・・。
ストレス・コントロール 内山 喜久雄 講談社現代新書 これも古本屋。ストレスの対処方法が書いてある。ほんとにいいのかな?
漢詩の名句・名吟 村上 哲見 講談社現代新書 東北大の先生。この手の本はみんなこの先生。漢詩もいいものです。
中国の名句・名言 村上 哲見 講談社現代新書 ためになると思います。
故事成語 合山 究 講談社現代新書 故事成語知ってると知的な感じがするでしょ。
青年期の心 福島 章 講談社現代新書 内容は覚えてないけど、私らしい本。
酒池肉林 井波 律子 講談社現代新書 中国のそんな話が盛りだくさん。結構面白いかも。
自閉症からのメッセージ 熊谷 高幸    講談社現代新書 自閉症というものがわかります。
ポスト不況の日本経済 山口 義行

小西 一雄

講談社現代新書 1年のときゼミで使った本です。
四字熟語 島森 哲男 講談社現代新書 四字熟語もある程度は知っておかないとねぇ。
哲学の謎 野矢 茂樹 講談社現代新書 哲学ってこんなものかな。読んでてもういいよって思った。
自分・この不思議な存在 鷲田 清一 講談社現代新書 ・・・。覚えてない。
「教養」とは何か 阿部 謹也 講談社現代新書 今日結構こんなことを考え直さなくてはならないかもしれませんね。
新しい福沢諭吉 坂本 多加雄 講談社現代新書 読破するのがつらかった(面白くなかった)。
株式会社とは何か 友岡 賛 講談社現代新書 慶應の会計学史の先生。これはよかった。
特捜検察の事件簿 藤永 幸治 講談社現代新書 タイトルそのままの本です。
〈能力主義〉の心理学 岡本 浩一 講談社現代新書 人事についての本です。
日本人のしつけは衰退したか 広田 照幸 講談社現代新書 おもしろいです。ぜひ読んでみてください。
知の編集術 松岡 正剛 講談社現代新書 編集について細かく説明してくれてるけど余り読む気にはなれなかったですね。
うたと日本人 谷川 健一 講談社現代新書 面白いんですが、ちょっと読みづらかったかな。
悪の対話術 福田 和也 講談社現代新書 いや〜、この人嫌な人ですね。
日本の軍事システム 江畑 謙介 講談社現代新書 別に軍事マニアじゃないですよ。
〈政治参加〉する7つの方法 筑紫 哲也等 講談社現代新書 市民オンブズマン、公開討論会、情報公開、住民投票などを実践している人たちの話。
最強の経営学 島田 隆 講談社現代新書 ビジネスマンの方は読まれたらよいでしょう。
悪の恋愛術 福田 和也 講談社現代新書 相変わらず嫌な人です。でも、こういう本が売れるんですかね。
中国経済は成功するか 渡辺 利夫 ちくま新書 中国経済はこれからが見物です。
もてない男 小谷野 敦 ちくま新書 これどうでしょうか。
コーポレート・ガバナンス入門 深尾 光洋 ちくま新書 内容は覚えてないですけど、商学系の学生さんは読んだほうがいいかも。
中華人民共和国 国分 良成 ちくま新書 隣国の中国をもっと知ろう!今中国が面白い。
パラサイト・シングルの時代 山田 昌弘  ちくま新書 あなたは親にパラサイトしてませんか?
学校はなぜ壊れたか 諏訪 哲二 ちくま新書 この手の話では有名な現役の高校の先生です。
税金の常識・非常識 平野 拓也 ちくま新書 みなさん税金について考えてみましょう。
勇気の出る経営学 米倉 誠一郎 ちくま新書 起業しよう!
ヘッジファンド 浜田 和幸 文春新書 アジアの金融危機の根源。
21世紀維新 大前 研一 文春新書 日本は変われるか?
権力とは何か 安能 務 文春新書 読んでためになる中国のお話。
カルトか宗教か 竹下 節子 文春新書 昨今問題の多い新興宗教について考えてみよう。
執行役員 吉田 春樹 文春新書 商学・経済系の学生は必ず読むべし。
依存症 信田 さよ子 文春新書 厳しい社会の中であなたは依存症になってませんか?
不幸になりたがる人たち 春日 武彦 文春新書 自虐思考や破滅願望をもってませんか?
県民性の日本地図 武光 誠 文春新書 あなたの出身の県民性は?
「多動性障害」児 榊原 洋一 講談社+α新書 私は落ち着きがないほうなのでちょっとその気があるかも。
十七歳の性 河野 美香 講談社+α新書 かなり驚きの若者の性についての話が書いてあります。性教育は大切ですね。
こころの生態系 河合 隼雄

小林 康夫

中沢 新一

田坂 広志

講談社+α新書 内容は余り覚えてないですけど、結構面白かったような・・・。
一つの中国一つの台湾 趙 宏偉

青木 まさこ

講談社+α新書 中国に関心のある人は読んで下さい。
納得の間取り 日本人の知恵袋 吉田 桂二 講談社+α新書 何で間取りの本?って思われるでしょうが、たまにはこんな本もいいです。
ひきこもりの家族関係 田中 千穂子 講談社+α新書 ひきこもりって何か興味をもってしまう。
子供の凶悪さのこころ分析 中沢 正夫 講談社+α新書 昨今の17歳についての本です。
ストーカーの心理 荒木 創造 講談社+α新書 実際のストーカーの話が書いてあります。
「引きこもり」から、どうぬけだすか 富田 富士夫 講談社+α新書 これまた引きこもりの本です。
人生の無常を楽しむ術 野末 陳平 講談社+α新書 これ読んでたらホント、オヤジだと思います。
信託の知識 川崎 誠一 日経文庫 信託についての本。完読できませんでした。
環境経済入門 三橋 規宏 日経文庫 大学のレポートのために読んだ本。
賃金決定の手引き 笹島 芳雄 日経文庫 バイト代の不満からなぜかこの本を読んでしまった(笑)。
会計学入門 桜井 久勝 日経文庫 暇つぶしに読んだんでしょ。著者は有名な神戸の先生。
税の常識 尾崎 護 日経文庫 税の勉強をしようと買ったものの完読できず。
法人税の手ほどき 熊谷 安弘 日経文庫 ゼミでの専門が法人税ですから。
時価会計入門 岩崎 彰

大村 正勝

日経文庫 しおりは63ページで止まってる・・・。
株式会社の知識 宮島 司 日経文庫 知る人ぞ知る慶應の商法学者。わかりやすくてよかったですよ。
「弱者」とはだれか 小浜 逸郎 PHP新書 これはけっこう良かったかな?あんま覚えてない。
日本の税制 森信 茂樹 PHP新書 税を勉強してる人にはぜひ読んで頂きたいですね。
国際会計の教室 山本 昌弘 PHP新書 会計を勉強してる人必見です。
大学崩壊 川成 洋 宝島社新書 どうだろう。「今の大学はなんなんだ」的な考えをもっている人どうぞ。
知の休日 五木 寛之 集英社新書 気晴らしにでもどうぞ。
中坊公平・私の事件簿 中坊 公平 集英社新書 おもしろかったですよ。
「中国人」という生き方 田島 英一 集英社新書 中国に興味がある方はぜひ読んで下さい。
臨機応答・変問自在 森 博嗣 集英社新書 くだらないけど面白い。まあ、ほんとに暇なときやる気のないときにどうぞ。
犯罪被害者 河原 理子 平凡社新書 昨今問題となっている犯罪被害者の権利。読んでみてください。
いまを生きるための歎異抄入門 佐々木 正 平凡社新書 こういう本もいいものです。私は浄土真宗ですし。
少年犯罪 鮎川 潤 平凡社新書 内容は余り覚えてませんが、あまり面白くなったような・・・。
大学で何を学ぶか 浅羽 通明 幻冬舎文庫 そうですね。大学に入ったとき、入る前に読んでみるといいかもしれません。
学歴無用論 盛田 昭夫 朝日文庫 っていうかSONYの創業者である盛田さんの自伝の要素が強いですね。いい本です。
3年後の君のために 中谷 彰宏 PHP文庫 別に中谷さんは好きじゃないですが、暇つぶしに読んでみました。
大学教授になる方法 鷲田 小彌太 PHP文庫 読んじゃいました。
中学生大震災作文集 朝日新聞社編 ASAHI NEWS SHOP 古本屋で買いました。感じるものは多いでしょう。
幕末の長州 田中 彰 中公新書 山口生まれですから。
わたしを認めよ! 勢古 浩爾 洋泉社新書 覚えてないですね〜。
「知」の勉強術 鷲田 小彌太 ワニのNEW新書 大学ってなんなんですかね〜。
星の王子さま サン=テグジュペリ 岩波少年文庫 彼女に勧められて読んだ本ですね。とてもよかったです。
経営入門 高村 寿一 日経文庫ベーシック 日経文庫よりもかなりわかりやすくされた本です。経営を学ぼうと思う人には最適な本です。
会社入門 日本経済新聞 日経文庫ベーシック 古本屋で買った本です。これから社会人になる方などはぜひ知っておいてもらいたい会社の基礎ですね。。
会社法入門 宍戸 善一 日経文庫ベーシック 会社に法律の知識は不可欠。わかりやすく書いてあるので是非読んでもらいたいです。
財務諸表入門 佐々木 秀一 日経文庫ベーシック 経理や株なんかをやる人は必見です。
経営分析の基本 佐藤 裕一 日経文庫ビジュアル 図をふんだに使ってよりわかりやすい内容になっているビジュアル。基本を知るにはこれが一番わかりやすいかも。
経営の基本 武藤 泰明 日経文庫ビジュアル 経営って何ナノって人にはとてもおすすめな本です。
マネジメントの基本 高梨 智弘 日経文庫ビジュアル 会社員の方はこの本の内容ぐらいはしっかりと抑えていただきたい内容です。
経理の基本 片平 公男 日経文庫ビジュアル 経理の基本です。
論争・中流崩壊 中央公論編集部 中公新書ラクレ 雑誌に掲載された中流崩壊論争を載せた本。とてもおもしろかったです。
論争・学力崩壊 中央公論編集部 中公新書ラクレ 上記に同じ。とてもおもしろかったです。
大学時代しなければならない50のこと 中谷 彰宏 ダイヤモンド社 前にも書きましたが、別に中谷ファンじゃないです。ちょっと読んでみようと思っただけ。
歴史にふれる会計学 友岡 賛 有斐閣アルマ 慶應の先生です。僕はこの人の本はとても好きです。会計に興味のある人は絶対面白いと思います。
キーワードで見る中国50年 中野 謙二 あじあブックス 私の中国語の先生です。とてもい先生で中身のとても読みやすいので中国に興味のある方は是非読んでみてください。
五輪書 鎌田 茂雄 講談社学術文庫 バガボンドでも知られる宮本武蔵の書いた書。これはいいです。ぜひ読んでもらいたい。
孫子 浅野 裕一 講談社学術文庫 五輪書と共にとてもいい内容。これもぜひ読んでもらいたい。“彼れを知り己を知らば、百戦殆うからず”、私の座右の銘です。
大学 宇野 哲人 講談社学術文庫 校長先生なんかは全体読んでますよね。ん〜、覚えていない。
伊豆の踊り子・温泉宿 川端 康成 岩波文庫 珍しく、こういう本も読んだようです。やっぱり、私は文学より、新書のほうが好きです。
資本論(一) マルクス 岩波文庫 院試対策用に、マル経を勉強するために読みました。根性で完読しました。意味はさっぱり・・・。
資本論(二) マルクス 岩波文庫 この巻で諦めました。
学問と「世間」 阿部 謹也 岩波新書 学問とは何か?日本における世間の構成から見た現在の学問に疑問をなげかけています。面白いと思います。
社会的ジレンマ 山岸 俊男 PHP新書 現代の問題の背後にある人々のジレンマをゲームの理論を通じて研究されている内容。一見の価値あり?!
「できる人」はどこがちがうのか 斎藤 孝 ちくま新書 就職や受験等で失敗して大きな壁にぶち当たっている人、ぜひ読んでみて新しい自分になろう!
バカのための読書術 小谷野 敦 ちくま新書 もてない男に続き小谷野敦です。前回の同様に読みやすいというかレベルが低いというか。役に立つかは・・・。
ハーバードで語られる世界戦略 田中 宇

大門 小百合

光文社新書 ハーバードに留学した夫婦の共著。ハーバードのことはもとより、世界各国の違いやアメリカへの価値観が書いてあり、今の世界情勢を考えるのになかなか面白いかも。
大学生の常識 鈴木 雄雅 新潮選書 大学及び大学生について大学教授が書いた本。まあ、ありのままがかかれた感じでそれ以上の内容はないように感じました。しいて役立つとすれば最後の卒論の手引きかな。
論争・東大崩壊 中公新書ラクレ編集部 中公新書ラクレ 東大についていろんな人たちの論文を載せたもの。つまらん本だと思う。こういう話が好きな人はどうぞ。
「ゼロ成長」幸福論 堀切  和雄 角川oneテーマ21 すでに内容を忘れてしまった。その程度の本だということでしょう。
2003年日米恐慌 松本  和男 中公新書ラクレ その道じゃ有名なエコノミスト。確かに言っていることはそうだが、少し自分の自慢話になってやしないだろうか。
新エゴイズムの若者たち 千石  保 PHP新書 結構面白いことが書かれています。的を得ている部分も多いですが、外れているんじゃないかというところもちらほら。
「心の悩み」の精神医学 野村  総一郎 PHP新書 正月、東京に戻るときに新幹線の中で読んだ本。よくある精神科医の先生の患者さんの話を集めたやつです。
ひきこもる 小さな哲学者たちへ 小柳  晴生 生活人新書 これはちょいと中身がおかしかったですね。子供を擁護しようとしているみたいですが、かなり間違った子供観だと思う。
まれに見るバカ 勢古  浩爾 洋泉社新書 ここに書いてある人もかなりバカですが、この人も相当なバカ。そして、こんな本を読んでいる私もかなりのバカでしょう。
〈競争優位〉のシステム 加護野  忠男 PHP新書 事業システムの構築について詳しくかかれています。経営戦略について勉強している方にはもってこいでしょう。たまにはちゃんとした本も読んでおかないといけませんから。
ホームページにオフィスを作る 野口  悠紀雄 光文社新書 この通りホームページ作ってますから、なんか役に立つこと書いてあるかなぁってね。参考に少しはいいページにしたいです。
囲い込み症候群 太田 肇 ちくま新書 日本における組織の囲い込みを批判的に論じている本。言うことも正しいとは思うが囲い込みの良いところもあるのではないだろうか。
カネと自由と中国人 森田 靖郎 PHP新書 ポスト天安門世代を中心に中国人をみる。いろいろな人脈もあるらしく、変化の現場を目のあたりにしている著者の話はおもしろい。
新 大学教授になる方法 鷲田 小彌太 ダイヤモンド社 気になってはいましたが読んでしまいました。前回に引き続きいい参考になりました。大学教授への道は厳しい。
知的財産会計 二村 隆章

岸 宣仁

文春新書 自分の専門ながらこの本にかなりてこずって、結局読むのを諦めた。なんかおもしろくなかったんだよね。
東京育ちの東京論 伊藤 滋 PHP新書 東京の形成過程山の手や下町の違いなどの街の文化についていろいろと書いてあって結構面白い本だと思います。
日本の神々と仏 岩井 宏實 青春出版社 日本のいろいろな神様の説明がわかりやすく書いてある本です。身近にありながら知らないことが多く書いてあって、とても面白かったです。
企業危機の法則 野田 稔 角川oneテーマ21 リスクマネジメントについての本です。リスクをどうとらえていくか、結構勉強になると思います。
高杉晋作 一坂 太郎 文春文庫 幕末から維新にかけての偉人伝はかなり好きです。これも舞台が地元だけにかなり面白かった。こういものから学ぶものは多いです。
大学は生まれ変わるか 喜多村 和之 中公新書 いろいろと話題となる今日の大学について、大学評価を中心にこれからの大学像について迫ります。これからどうなるのでしょう。
コーポレート・ガバナンス 田村 達也 中公新書 コーポレート・ガバナンスについてこれまでの諸外国の動向や現在の日本におけるガバナンスの問題を取り上げた本です。言わなくてもわかるって?!
プロジェクト発想法 金安 岩男 中公新書 プロジェクトを行うに際し、どのような点に気をつけていくべきかがその段階別にわかりやすく説明されています。
中国報道の読み方 高井 潔司 岩波アクティブ新書 中国について知ろうと思うにはこのくらいのことは知っておこうという感じ。しかし、中国研究者や元中国の支局長さんは外大の中国語の人か多いなぁ。
独学の技術 東郷 雄二 ちくま新書 これから勉強していくうえで、非常にいい本でした。皆さんも勉強頑張ってください。
ゆとり教育崩壊 小松 夏樹 中公新書ラクレ これ系の本は結構読んでますね。実際問題これからの教育はどうなってくんでしょうかね。教育って難しい。
「はげまし」の経営学 金井 壽宏 宝島社新書 私にはとってとてもつかみ所のない経営学。これは主にリーダーシップについての本でした。経営って頭でわかっててもなかなか難しいですよね。
若者の法則 香山 リカ 岩波新書 これは面白かったです。これもよくある精神科医の先生の本ですが、今の若者(自分も)の行動がよく診えてると思います。
社会科学入門 高島 善哉 岩波新書 久々に古本屋で大量に買い込んだ。これはその第1冊目。これは本当にいい本。勉強をする人には絶対に読んでもらいたい1冊です。
試験 清水 義弘 岩波新書 これもかなり古い本です。言えることは今も昔も大して変わらないということかな。
論文の書き方 清水 幾太郎 岩波新書 これもいい本です。文章の書き方というより文章とは何か、モノの考え方とかいった感じでした。
読書と社会科学 内田 義彦 岩波新書 これまた社会科学ネタです。社会科学を勉強する際、読書する際にどのようなことに注意をしてモノを考えるかについて書かれてありました。
社会科学における人間 大塚 久雄 岩波新書 NHKのテレビ講座が土台になっている本です。少々読みにくかった。社会科学における人間類型を様々に論じています。
経済学の考え方 宇沢 弘文 岩波新書 経済学の体系をコンパクトにわかりやすく説明してあります。経済学の大まかな流れを把握するには最高の本です。
中学生 佐山 喜作 岩波新書 かなり古い本なので、昭和30年代の中学生について書いてあります。ちょうど親の世代でしょうか。今も昔もかわらないところも多いです。
高校生 田代 三良 岩波新書 中学生に続いて高校生。これは高校のあり方についての問題を取り上げて、その内容について書かれてありました。これも前回と同様、昔も今も変わらないといった感じでした。
中学生 その日々 望月 一宏 岩波新書 引き続き、教育ネタなんですけど、読めば読むほど今も昔も同じことが問題視されていることがわかります。
学力とは何か 中内 敏夫 岩波新書 学力評価について、その歴史や問題点が述べてありました。しかし、いつになってもテストは嫌なものですよね。
会計が変わる 冨塚 嘉一 講談社現代新書 中大の冨塚先生の本です。最近の会計についてコンパクトにまとめてありました。会計に興味のある方にはちょうどいい本だと思います。
職業としての学問 マックス・ウェバー 岩波文庫 久々に文庫本を読みました。これはマックス・ウェバーの講演の訳書なので比較的読みやすかったです。
社会学の根本概念 マックス・ウェバー 岩波文庫 資本論以来に読みづらいと感じました。ちゃんと読みこなすには熟読しないとダメですね。
ロビンソン・クルーソー(上) デフォー 岩波文庫 以前から読んでおこうと思っていたもの。経済をやってると絶対出てくる話ですよね。久々にこういう本を読みました。
ロビンソン・クルーソー(下) デフォー 岩波文庫 上下巻合わせて800ページ強。やっと読み終わりました。物語としても面白いですが、やはり、その背後にある経済人としてのクルーソーがこの物語の重要なポイントですね。
働きながら大学教授になる方法 萩原 俊彦 東洋経済新報社 実家に帰る新幹線の中で暇つぶしに読んだ本です。なれるものならなってみたい。
研究的生活の方法 鷲田 小彌太 東洋経済新報社 東京に帰る新幹線の中で暇つぶしに読んだ本です。研究生活をおくりながら過ごしたいです。
戦略思考ができない日本人 中山 治 ちくま新書 これは面白い本でした。日本人というものがよく研究されています。そうか、そうだな。ふむふむ。
岸 信介 原 彬久  岩波新書 同郷でもある岸信介。今までは安保の人だということしか知らなかったんですけど、やっとどんな人なのかわかりました。
経済学とは何だろうか 佐和 隆光 岩波新書 まさに経済学とは何だろうかという本でした。科学として学問としての経済学とは。私の専攻している会計学はどうだろう。
豊かさとは何か 暉峻 淑子 岩波新書 豊かさとは何かをホントウに考えさせられました。今の日本の生活が本当に豊かなのだろうか?どうすれば豊かになれるのだろうか?
17歳という病 春日 武彦 文春新書 こういう本は必ずといっていいほど読んでしまう。しかし、この著者の言葉遣いの汚さには絶句しました。
非対称情報の経済学 藪下 史郎 光文社新書 これはとても面白かったです。経済学を勉強している学生にはもってこいの本だと思います。行き詰っていた研究にちょっとした閃きをくれました。
進化経済学のすすめ 江頭 進 講談社現代新書 これもとても面白かったです。かなり大きな刺激を受けました。これらの新しい経済学は研究に大きな示唆を与えてくれます。
なぜ国家は衰亡するのか 中西 輝政 PHP新書 世界の文明の衰退などを取り上げて、現代日本の位置付けをしている大変面白い本でした。今の日本がしっくりこないのはここに書かれてあるようなことが原因なのだろうか?
ジャパニーズ・ドリーマーズ 米倉 誠一郎 PHP新書 米倉先生の本はこれで確か3冊目だったと思います。今までのと同様、実際の例を基にイノベーションを説くといった感じの本でした。
戦略的思考の技術 梶井 厚志 中公新書 日常の生活やいろいろな場での戦略的思考(ゲーム)を説いた本です。日々の生活をより戦略的に過ごせたら、損しないで過ごせるかな。
正義を疑え! 山口 意友 ちくま新書 複雑化し、何が正義なのかよくわからない現代社会において、正義とは平等とは一体なんのかを考えさせてくれる本でした。
社会契約論 ルソー 岩波文庫 昔、丸暗記で社会契約論=ルソーなんて覚えさせられたけど、実際に読ませて考えさせてくれた方が面白かったと思う。
中学二年以後 望月 一宏 中公新書 78年と少し古い本なのですが、十分今に置き換えて読むことが可能です。思春期というのはいつの時代も同じなのです。
高校生の日記 原田 茂 中公新書 71年とさらに古い本です。こちらは流石に昨今の高校生とは違うかもしれませんが、なかなかおもしろかったです。
性格はいかにつくられるか 詫摩 武俊 岩波新書 性格の形成を心理学を通して、実験結果を基に分析しています。ほとんど双生児についてのものですが、結構面白かったです。
高校卒海外一直線 中井 浩一 中公新書ラクレ 俺が高校の時には海外の大学なんて考えたこともなかったけど。環境の差かな。いや、たいしたもんだ。
原点復帰の会計学 田中 弘 税務経理協会 非常に読みやすく、そして新しい感じでした。初学者はもちろん勉強中の人も読んでみるといいと思います。
国際会計基準戦争 磯山 友幸 日経BP社 続けて会計の本です。この方は新聞記者ということもあって、噛砕いた感じの内容でした。誰でも読みやすい本だと思いますね。
会計学の座標軸 田中 弘 税務経理協会 またもハードカバー&会計です。これも実に示唆に富んだ内容でした。会計を勉強している方には是非お薦めです。
長州奇兵隊 一坂 太郎 中公新書 こういう本を待ってました。為政者の作った勝者の歴史より、こういう本当の歴史こそ自分と繋がりがあって面白い。
時価主義を考える 田中 弘 中央経済社 最近田中先生の本に凝ってます。こんなにわかりやすい会計の本を書いてくれるのはこの先生しかいないと思いますね。
ムー大陸の謎 金子 史朗 講談社現代新書 25年前の本なんで内容は古いかもしれないけど、とても面白かったです。こういうのってすごくワクワクしますね。
科学と社会 中谷 宇吉郎 岩波新書 内容的には主に自然科学と社会といった感じでした。非常に古い本で漢字が旧字体だったのが印象的だった。
生きるとは何か 島崎 敏樹 岩波新書 要は気持ちが大切なんだということをいろんな面から言っているようでした。あと、家族の大切さを。
性格 宮城 音弥 岩波新書 いろいろな角度から性格を分類していた。なかなか面白かったが、どこまで信憑性があるのだろう。
会社を変える戦略 山本 真司 講談社現代新書 フィクションの会社の物語を通して、最新の経営手法について、わかりやすく書かれています。管理職必読でしょう。
会計学風土記 中村 忠 白桃書房 ちょっとした読み物として、気軽に読める会計本です。会計から、こういう本がもっと増えればいいと思います。
職業会計人の新パラダイム 黒澤清、他 TKC出版 黒澤先生の『学問のすすめ』と『帳合之法』の研究は会計学を学ぶ人にとって一見の価値ありです。
会計学つれづれ草 中村 忠 白桃書房 まるで講義の雑談を聞いているようでとても面白く、そして勉強になる内容も含まれています。次は『会計学放浪記』を読みます。
CFO 行天 豊雄

田原 沖志

ダイヤモンド社 経理・財務は会計や財務の知識以外にマネジメント、マーケティングと様々な要素が必要な時代になってきたということです。
会計学放浪記 中村 忠 白桃書房 結構こういう本でも勉強になるところが意外にあるものです。『会計学こぼれ話』が絶版で手に入らないのが残念です。
国際会計基準 白鳥 栄一 日経BP社 会計ビックバンが始まった頃に出された、典型的な時価やIASなどを支持している本だと思います。
勝つための論文の書き方 鹿島 茂 文春新書 論文を書くのはホント難しいです。この類の本は参考になります。この本自体の評価は別として。
ノーベル賞経済学者に学ぶ現代経済思想 マリル・ハート・マッカーティ 日経BP社 久々にいい本に出会いました。これはとても面白かったです。経済学を勉強してる人には読んでもらいたい本です。
実在論と科学の目的(上) カール R. ポパー 岩波書店 最近出たポパーの訳書です。いい本だとは思うんですが、如何せん哲学の本なんで、すごく読みにくい本でした。したがって内容も…。
最強のファイナンス理論 真壁 昭夫 講談社現代新書 最近株を始めました。ちょっと面白そうなので読んでみました。行動ファイナンス論の超入門書です。
マックス・ウェーバー 安藤 英治 講談社学術文庫 M・ウェーバーに最近興味が出まして、読んだものの、なかなか進まず、Vはとばしてしまいました。消化不良。
プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 マックス・ヴェーバー 岩波文庫 M・ウェーバーの代表作でしょう。訳本にしては読みやすかったです。でも、半分でやめちゃった。
エンロンの衝撃 奥村 宏 NTT出版 久々に本を読みました。これの本は非常に示唆に富んだ内容でした。在学中に奥村先生の授業に出てみればよかった。
世界を不幸にしたグローバリズムの正体 ジョセフ・E・スティグリッツ 徳間書店 久々に本を読みました(同)。最近本を読む余裕がなくて。これはいい本です。経済系の学生さんには是非読んでもらいたい1冊です。
時価会計不況 田中 弘 新潮新書 大部分が同意見な内容でした。もしかして田中先生に洗脳されているのではないかと自分を疑ってしまいました。
現代経済学の巨人たち 日本経済新聞社 日経ビジネス人文庫 経済学の理論や思想を知るのにはもってこいの本だと思います。分量も少ないですし、気軽に読めます。超入門書ですね。
女子大生会計士の事件簿 山田 真哉 英治出版 小説です。面白かったです。1時間くらいで読めると思います。明日は引き続き“2”を読むことにします。
女子大生会計士の事件簿2 山田 真哉 英治出版 予定通り読みました。会計士もやっぱ面白そうだなぁなんて思っちゃいました。“3”が楽しみです。
「私」であるための憲法前文 大塚 英志 角川書店 愚直なまでの奇麗事を集めた本です。現実はそう簡単にはいかないんだよねぇ。私はこういうの結構好きですけど。
金儲けがすべてでいいのか グローバリズムの正体 ノーム・チョムスキー 文藝春秋 最近グローバリズムに対して批判的な本に嵌ってます。この本も例によって米国批判たっぷりの本でした。
誰がケインズを殺したか W・カール・ビブン 日経ビジネス人文庫 ケインズ理論の現代的意義を知るためにはなかなかいい本なのではないでしょうか。経済学以外のケインズの話も面白いです。
アイデンティティに先行する理性 アマルティア・セン 関西学院大学出版会 社会的アイデンティティについて洞察されています。経済学にこだわらないセンらしい内容でした。
良い経済学 悪い経済学 P・クルーグマン 日経ビジネス人文庫 最近は常識的な議論の本より、きちんと理論に則った辛口の本が面白いです。客観的かつ冷静にみることが肝要ですね。
入門経済思想史 世俗の思想家たち ロバート・L・ハイルブローナー ちくま学芸文庫 1ヶ月ぶりのBOOK DIARY。大変読み応えのある1冊でした。量はありますが、内容はそう読みにくくない感じです。
サラリーマンのための大学教授入門 川村 雄介 ダイヤモンド社 私はサラリーマンではないですけど、この類の本は偶に読みます。関係ないけど表紙が結構面白い。なーんてね。
博士号への道 榊原 正幸 同文館出版 やはりPhDをとるのは半端じゃないですね。日本で博士号も難しいけど、海外でとるのはもっと難しい。
藩から読む幕末維新 武光 誠 PHP新書 久々に大好きな幕末維新の本を読みました。何の因縁かこの著者は同郷みたいです。そのためか少し長州寄りな内容な気もしました。
キャリアアップの投資術 山本 昌弘 PHP新書 厳しい時代を生き抜くためにはキャリアアップが必要なのでしょうかね。中小企業大学校で中小企業診断士が取れるというのは初めて知りました。
長州藩部落民幕末伝説 西田 秀秋 社会評論社 長州の部落を舞台にした小説です。実家周辺の内容だったのでついつい買ってしまいました。内容は部落の日々の生活が中心ですが、訛りが最高でしたね。
社会的共通資本 宇沢 弘文 岩波新書 社会的共通資本をキーワードに様々な問題を宇沢先生が分析されています。具体的でわかりやすい内容です。見習いたいものです。
市場主義の終焉 佐和 隆光 岩波新書 目下の市場主義経済を冷静に分析し、考えを述べておられます。共感する部分が少なくないいい本でした。
天才 宮城 音弥 岩波新書 昔の天才はほとんどが精神病質な人だったことを考えると、最近の天才と呼ばれる人は主に能才の方が多いように感じますね。
明治維新の裏舞台 石井 孝 岩波新書 幕末期における英仏との外交を舞台にした内容でした。ベタな熱い維新史よりも現実に沿った、書名通りの裏舞台といった感じでした。
ケインズ 伊東 光晴 岩波新書 ケインズの半生を追いながら、その時代背景やケインズ経済学の基礎がわかりやすく書かれている本でした。
ヒロシマ・ノート 大江 健三郎 岩波新書 今頃読んだとでもいいましょうか、有名な一冊です。年1日だけの思想家にならないために、日々戒めるようにしたいものですね。
社長!こんな税理士が会社をダメにする 平山 憲雄 日本実業出版社 税理士に関わる前に一読しておくとよい本ですね。でも、一概によい悪いと判断するものではないですけど。
会計不況に克つ! 小宮 一慶 東洋経済新報社 たまには一般の会計本も読んでみようかと。こういう本にこそ、結構簡潔に本質を突いたことが書いてあったりするんですよね。
国際会計基準を考える 小栗 崇資

熊谷 重勝

陣内 良昭

村井 秀樹

大月書店 約1ヶ月ぶりにこのページを更新。この本はとてもよい本だと思います。現在の国際会計の状況がコンパクトにまとめられています。会計を勉強している学生にはお薦めです。読みましょう。
日本型資本主義と市場主義の衝突 ロナルド・ドーア 東洋経済新報社 これまた約1ヶ月ぶりに更新。最近本を読む余裕がないです。さて、この本は、市場資本主義を敵視する私にとっては、面白い本でした。日本型にもいい所はいっぱいあるはずですよね。
経済学的に考える。 伊藤 元重 日本経済新聞社 ご存知伊藤先生の日経第一月曜に掲載されているエコノミクスNOWを本にまとめたものです。新聞のコラムのようなものなので、とても読みやすい本ですね。
貨幣・欲望・資本主義 佐伯 啓思 新書館 またも1ヶ月ぶりの更新です。なかなか読む時間がないです。少々読みにくさも感じますが、内容的にはとても面白い本だと思います。時間をかけて読んだから、細かな内容はほとんど忘れてしまいましたが。
ビック・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本 向山淳子

向山貴彦

たかしまてつを

幻冬舎 英語中三レベルの私が院試に向けて、さてどうしたものかと思いながら、昔買って読んでなかったこの本をとりあえず読んでみました。いい頭の整理になりました。
人間が幸福になる経済とは何か ジョセフ・E・スティグリッツ 徳間書店 やっと読みたかったこの本が読めました。非常にわかりやすくグローバリズムの負の部分が書かれてあります。やっぱいいですね、スティグリッツ。
集中力 谷川 浩司 角川oneテーマ21 久々に新書読みました。この本は棋士の谷川さんが将棋を通して集中力、思考力、記憶力、気力がどのようなものかということを述べているといった感じです。
あなたの子供を多重債務者にしないために 横田 濱夫 角川oneテーマ21 子育てにおける話がメインですが、大人にも十分当てはまるないようです。この本を読んでいると、世の中というのはホントに世知辛いものだと感じますね。
会計を学ぶ私の一冊 藤田 幸男 白桃書房 藤田先生の古希記念の本です。23名の研究者の方がそれぞれに、“私の一冊”を紹介されています。今から大学院で会計学を学ぶ方にはお薦めの本です。
バカの壁 養老 孟司 新潮新書 今更ですが、読みました。こういう本はバカの壁に限らなくても相当数ありますよね。あえて、この本が売れたのはなぜでしょう?でも、多くの人に読んでもらいたい本ですね。
これが商学部! 明治大学商学部 同文舘 興味本位で買った受験生を対象とした商学部についての本です。一般的に、経済学部と経営学部、そして商学部の違いってのは、あまり知られてませんよね。この三者は違うんですよ。一応。
経済学の再生 アマルティア・セン 麗澤大学出版会 経済学を倫理学という観点から考察するセンの厚生経済学には興味津々なんですが、如何せん難解です。この本もかなり流し読み気味だったと思います。解説や参考文献に本の3分の1くらいが割いてあるのには少々驚きました。
フレームワークの神話 カール・R・ポパー 未來社 ポパーの論文集です。一ヶ月近く読んでたように思います。相変わらず難しい。訳者に冨塚先生や丹沢先生がいるのには驚きました。やはり、社会科学にポパーは必読なんですかね。
会計破綻 マイク・ブルースター 税務経理協会 アメリカ会計士物語(アメリカの監査の歴史)みたいな内容です。国際的な会計事務所を中心に、監査の話が盛りだくさん。事務所によってそんな性格があったなんて、初めて知りました。
ドキュメント・会計監査12ヶ月 白石 伸一 税務研究会出版局 面白かったと思います。会計士さんのホンネも垣間見れ、現場の雰囲気も伝わってきました。でも、これを読む人って、そういないような気がしますね。金額見てなかったんですが、¥2,100だったみたいです(高い)。
「会計戦略」の発想法 木村 剛 日本実業出版社 木村さんは、個人的には生理的に受け付けない雰囲気をもった方ですが、この本はよくできていると思います。伊達に、でしゃばってないですね。よく勉強されているようです。関係ないですけど、植草さんの逮捕は、ショックでした。
女子大生会計士の事件簿3 山田 真哉 英知出版 お客さんに聞かれて、出ていることを知りました。相変わらず、速読でした。まあ、こんなふうに会計士の物語を読めるのは、この本しかないですね。続編を楽しみにしています。
教わらなかった会計 金児 昭 日本経済新聞社 金児さんの本を3冊買ってみました。まさに実務から導き出された会計といった内容です。会計士試験に3度落ちたというのは、2度落ちた私にとっても勇気付けられる話です。
会社の価値を高める会計 金児 昭 日本経済新聞社 内容は、M&Aを中心として、実体験をもとにした経営上のポイントを説くといった感じです。簿記の問題でしかやらないようなことを実務でどうなっているかを知るにはいいです。「知の〜」というものが非常に多く出てきます。大事ですね。
教わらなかった会計 企業会計編 金児 昭 日本経済新聞社 先日、あるシンポで金児さんをお見かけしました。さて、この本も上記の2冊と同様、企業実務のなかでの会計指向といますか、金児さんの考え方が書かれている本でした。私は、実務の考え方は、人や状況によってマチマチで、その時の発想が重要であって、やはり会計理論とは、ちょっと違うのではと思っています。
「不正」を許さない監査 浜田 康 日本経済新聞社 良書です。不正がどのような状況で起こるのか、そして不正を防ぐためにはどのような点を気をつけて監査するべきかが、適確に述べられています。不正に興味のある方には、お薦めの一冊です。
戦略経営の発想法 木村 剛 ダイヤモンド社 木村さんの本は2冊目ですが、これもかなり面白い本でした。とにかく、学者にかなり否定的な発言が多いのです。でも確かに当を得てます。言葉だけでなくてやってみろと言われてもという気もしますけどね。
死の壁 養老 孟司 新潮新書 久々の新書でした。やっぱ読みやすい。学校一往復で十分読めますね。この本を読んで思ったことは、ホントに日常から死というものがなくなってるなぁといったことです(内容そのまま)。実際、死体なんて身内の葬式でしか見ませんしね。
やっぱりバカが増えている 小浜 逸郎 洋泉社新書 なんか頭の悪いタイトルですが、洋泉社新書らしいタイトルです。死の壁を読んだ後だと、屁理屈のレベルが少し違うように感じますね。なんでまたこの本が家にあったんだろう?まあ、たまにはこういう本もいいか。
天才はなぜ生まれるか 正高 信男 ちくま新書 自分が凡人だからこそ“天才”というものに一種の憧れがありますよね。でも、天才といっても、すべてが超人的なものであるということはないんですよね。一種の障害を持っていたというのは、以前から知ってましたが、それを改めて再確認したといたところでしょうか。
ホンネで動かす組織論 太田 肇 ちくま新書 世の中にある建前と本音を鋭く指摘してあります。本音が大事だというスタンスでこの本は書かれていますが、世の中うまく生きていくには建前も重要。 そういう意味では、日本という国は難しい国ですよね。
判断力 奥村 宏 岩波新書 知らぬ間に奥村さんの本は結構よく読んでいるようです。この本は、判断力についての本でしたが、大抵こういう日本の政治家ないし学者を批判した内容というのは、そのまま自分に当てはまりそうなものでいい勉強になるというか、少し自信がなくなってしまうというか。
中国路地裏物語 上村 幸治 岩波新書 今回から読んでない中国関係の岩波新書を読んでいこうと思ってます。まず手にしたのがこの本。普通の市民を題材に中国の現在を浮き彫りにした本とでもいいましょうか。ちょっとした路地裏の話といった感じですね(タイトルのまんま)。
中華人民共和国史 天児 慧 岩波新書 これもタイトルのまんまですね。新中国の成り立ちからソ連型の計画経済、大躍進、文革、改革開放、そして社会主義市場経済と変遷を辿ってます。主に政治中心です。最近感じるのは、中国語の単語が日本と微妙にニュアンスが違ったりするので、そういうとこがなんかしっくりこないです。
現代中国文化探検 藤井 省三 岩波新書 北京、上海、香港、台北に焦点をあてた都市の変遷やあと文学や中国映画の話などそれなりに楽しませてもらいました。著者は、中国語のラジオ講座などでもお馴染みの方。少し中国映画でも観てみようかな。
中国文章家列伝 井波 律子 岩波新書 それぞれの文章家の生涯について書かれてあるんですけど、その生涯も然ることながら中国史の桁違いのスケールの大きさに只々圧倒されました。そりゃ温々と過ごしてきた島国とは文化も考え方も違うはずだわ。日本史がとてもちっぽけなものに見えてしまった一冊でした。
新選組 松浦 玲 岩波新書 大河ドラマも前半が終了。これから新選組の血みどろの歴史が始まるといった感じでしょうか。三谷幸喜が新選組をどう描くかも気になるところですが、新選組を実際の資料から読み解くこの本のほうが、事実には近いですよね。当たり前か。
仕事文をみがく 高橋 昭男 岩波新書 要は、文章の書き方についての本です。主に天声人語を題材に文章の書き方について演習問題なんかも入れつつ説明されてます。このHPでは、コラムで汚い文章を書き続けているので、もうちょっとまともな文章にしなくてはならないです。立場上、あまりヒドイ文章はマズいでしょうから。
私とは何か 上田 閑照 岩波新書 「私とは何か」とかいって、難しい本でした。哲学的な内容で眠くなるというか、読むのに根気が必要だったかな。でも、最後の方は結構読みやすかったかも。どっちやねん。そろそろ経済・経営・会計ネタの本が恋しくなってきた。
ことわざの知恵 岩波書店辞典編集部 岩波新書 とかなんとか言いながら、家にある岩波新書を読み進めています。この本は文字通り諺の本です。1ページに一つずつ諺についてその意味や出来上がった背景などが書いてあります。知的になるには、知的な言葉遣いを心掛けるべきですね。諺一つも入れながら。
本と私 鶴見 俊輔 岩波新書 書名の「本と私」という岩波の原稿募集の入選作の寄せ集めです。人それぞれの本との出会いや付き合い方などが書いてあります。よくできた話ばかりなので少々出来過ぎな感がありますが、やはり読書をする方は素晴らしい人が多いんだと思います。
正念場 中村 雄二郎 岩波新書 哲学的な本でした。前に読んだ哲学系の本より、読みやすく面白かったです。哲学というのは、すべての学問に通じる根本的なものなので、哲学者というのはすべてのジャンルにおいて批評が可能な素晴らしい見識を持っていると感じました。哲学者に会計を論じてみてほしいものです。
<こころ>の定点観測 なだいなだ 岩波新書 久々の心理系の本でした。200ページ弱に10人の方の短編が収められていて、非常に読みやすかったです。内容は、10人の方によって様々ですが、どれも興味深い内容でした。人間少なからず、精神的な病に近い感情を持ち合わせているもので、自分を見つめ直すのに心理系の本は良いですね。
自白の心理学 浜田 寿美男 岩波新書 こんな冤罪ってあるものかという事件が4つ紹介されています。人の思い込みというものはコワイもので、どんなに辻褄が合わないものでも有罪になってしまうことがあるんだなぁと思いました。自分は絶対にこんな目にはあいたくないと心底思う一冊でした。
人生案内 落合 恵子 岩波新書 読売新聞の“人生案内”というお悩み相談コーナーに寄せられた様々な悩みと筆者による受答えが納められている本です。主に女性問題についての内容が多かったように思います。自分自身の日頃の言動なんかも少しふり返させられました。口が悪いほうなんで。
乱れているか?テレビの日本語 橋本 五郎 中公新書ラクレ 自分の言葉遣いの未熟さを痛感させられる一冊でした。特に、このHP内では気にせず普段の口語体で打っているので恥ずかしくなるばかり。読む人が読んだら、相手にもされなくなるんだろうなぁ〜。でも、言葉遣いを矯正するのはなかなか難しい。方言だけでもアクセントなんかは相当意識しないと直らないよね。
読書力 齋藤 孝 岩波新書 以前から気付いてはいましたが、私の読書は効率が悪いです。というのは、線も引きませんし(ページくらいは折るけど)、本の話もしないので、読んだあとすぐにその本の知識は忘れてしまいがちです。ちゃんと知識として習得していくことがこれからの課題です。あと、新書とビジネス書に偏っているので文学系の本も読まなきゃいけませんね。
教科書が危ない 入江 曜子 岩波新書 歴史教科書が問題になったときの歴史と公民の教科書がこんな内容だとはじめて知りました。この本がこの教科書に否定的な内容で強調しているとも思いますが、さすがにひどい内容だと思います。よく文科省は許したもんだ。思想も大事かもしれませんが、事実を歪曲・捏造してはいけませんよね。
ヴィルヘルム・マイスターの修業時代(上) ゲーテ 岩波文庫 ゲーテが複式簿記を賛美したと言われるもとのなった本です。いつ出てくるのかドキドキしながら読んでいたら、早くも54頁にあっけなく出てきました。賛美しているのやら、貶しているのやらといった展開で。内容はとても面白く、かなり共感のもてる本でした。続きを読まなければ。