国際会計教育の課題

国際会計を必要ならしめた理由

�@国際間の取引・投資が増大し､これに応じて国際財務報告・監査および国際的な会計基準が必要とされるようになってきた

�A2カ国以上にわたって所有・支配される企業（多国籍企業）が出現してきた

�B経済地域主義が進展するに伴って､国境を越えた会計の発展の必要性が生じた

�C多国間で会計思考の交流を発展させ､理論的問題に対して優れた考察を行うことを可能にするとともに､不必要な研究努力の重複を避ける

国際会計の研究領域

�@企業活動の国際化に伴う会計問題

�A会計制度の国際比較

�B会計基準の国際的調和化・統一化という課題

検討課題

・企業の多国籍化・国際化による会計実践

・会計制度の国際的比較

・会計基準の国際的調和化・統一化

＜参考文献＞

菊谷正人「国際会計教育の課題」『国際会計研究学会年報1994年度』国際会計研究学会、1994年