公正価値による負債の当初測定
公正価値
債務測定においてとりわけ有効な尺度?
資産撤去にかかる義務の測定に関しても適切?
SFAC7号
キャッシュ・フローの現在価値の利用
当初測定、フレッシュ・スタート測定
→公正価値
1.なぜ公正価値なのか
公正(fair)
平均的な家族に不和をもたらす「四文字言葉」
byジョージ・ウィル
公正価値による資産・負債の当初測定
何年も前から普及
取得原価モデルとも完全に整合
原価
取引が生じた時における公正価値を最もよく表している
=「取得公正価値」モデル
会計における原価および価値
原価と価値は、対立し互いに排除しあう用語ではない。大部分の取引において、取得日には、原価と価値は実質上同じものである。支払手段が上記のように、現金以外の財産の場合、取得原価は当該現金以外の財産の公正市場価値によって測定される。実際、原価は取得日における公正価値に近似することが主たる理由で重要である。すなわち、原価が支払われた金額を示すから根本的に重要というわけではない。原価が重要なのは、それが取得されたものの価値を計る尺度だからである。
↓具体化
APB意見書第21号「債権および債務に関する利息」
同意権書第29号「非貨幣的取引に関する会計」
2.利益要素
負債の測定
受け入れ難い
<参考文献>
澤悦男、佐藤真良「FASB概念フレームワークの論点B」『企業会計』Vol.54,No.8、中央経済社、2002年8月